ねずみ駆除の実施
異物反応の強いねずみに対しては1~2回の駆除で毒餌が食べられなかったからといって、簡単に止めてはいけません。幸いにもねずみの異物反応は、すぐ新しい環境に適応することによって解消されるものです。これを待つ努力が必要で、急いで事を進めることは”駆除”という私達とねずみとの争いにおいて、私達が負ける事になります。この意味において駆除も実行する直前に、予備的な手段を取ることがよいとされています。それは、その時点で、その地域で手に入る材料を使用し、無毒餌を作って与えておくことです。
その喫食状態から、最も食べ慣れた材料を判定します。また一方でこれに慣らす意味もあります。
その後初めて毒餌を与える事になります。普通ねずみは日没とともに活動を始め、盗食を欲しいままにして、やがて巣に戻ります。そして明け方に再び姿を現します。したがって昼間から毒餌を仕掛ける必要は無く、夕方からこれまでに述べた方法で毒餌を作成し、これを物陰に配置するのがよいのです。
速効性の薬剤なら24時間、遅効性の薬剤なら48時間を経過させます。その後。一応の喫食率を調査し参考にします。これで元々の方法なら駆除は終了となるのですが、これだけでは実行した方法が適切なものであったか、駆除の効果が上がったかは明確ではありません。駆除が有効であればよいのですが、もしそれが成功していないなら、さらにこれからの計画を立てなければなりません。ここに効果判定の必要が生まれるわけです。